2022年4月30日 掲載
このサイトについて
「Phyllonの野鳥博物館」は、個人が運営している野鳥やその他の自然に関するウェブサイトです。
本サイトでは、私が野鳥や自然について観察したり文献で学んだことなどを、紹介しています。また、本サイトは私自身のためのノートでもあり、私自身の観察記録や国内外のさまざまな研究成果を整理することも、目的にしています。本サイトには「ムシクイの部屋」「野鳥あれこれの部屋」「多摩の自然と野鳥の部屋」「野鳥の声の部屋」「本や雑誌の部屋」の、5つの「部屋」があります。それぞれ次のような内容になっています。
- ムシクイの部屋
- 本サイトのメインの部屋です。ムシクイ類に関する分類、識別、生態、分布など、さまざまなことを紹介しています。日本語でムシクイ類について書かれたものとしてはおそらく、どのウェブサイトや図鑑よりも詳細であると思います。専門用語はなるべく説明するようにしたいと思っていますが、ある程度の専門知識が無いと、分かりにくい部分もあるかもしれません。
- 野鳥あれこれの部屋
- 野鳥に関するさまざまなことを紹介しています。ムシクイの部屋よりは、一般的な内容となっていると思います。
- 多摩の自然と野鳥の部屋
- 東京西部の多摩地域の自然と野鳥を紹介しています。私は野鳥以外の知識が乏しいので、あまり難しいことは書いていません。
- 野鳥の声の部屋
- 私が日本各地で録音した、色々な野鳥の声を紹介しています。
- 本や雑誌の部屋
- 野鳥について知るために参考になる本や雑誌を、紹介しています。
それぞれのページに書いたことは、私自身の観察、経験に基づいたものと、文献に基づいたものとが、なるべく分かるように心がけ、文献に基づいたことは、文献名を明記するようにしました。より正確な、あるいは詳細な情報を知りたい場合は、そちらをお調べください。
本サイトは、2004年5月9日に開設しました。私はプロの研究者ではなく、研究機関に所属したこともありませんし、学芸員資格を持っているわけでもありません。アマチュアのバードウォッチャー、自然愛好者です。
サイト名の最初の"Phyllon"は、ムシクイ属の学名"Phylloscopus"の前半部から取りました。ムシクイ属は野鳥の中で、私が特に好きで興味を持って観察している仲間です。また、"phyllon"は「葉」を意味するので、「大きな木の中では小さな部分に過ぎなくても、大切な役割を果たすもの」という気概も名前に込めました。
当初は私の実名を公表するつもりは無く、Phyllonという偽名で通すつもりだったのですが、やがて実名を公表するようになってしまい、サイト名に"Phyllon"を付ける意味がほとんど無くなってしまいました。"Phyllon"という単語は日本語としては読みにくく、しかもアマチュアが個人で管理しているサイトに「博物館」と付けているのは今となってはいささか面映ゆく思っています。しかし本サイトは印刷物に掲載されたり論文に引用されたりして、ある程度名前を知られるようになってしまいました。仕方がないので、サイト名を変えずに運用し続けています。
本サイトは開設してから10年ほどの間は割合頻繁に改訂していたのですが、近年は全く改訂しておらず、情報が古いものばかりになってしまいました。また、内容の不正確な点や各ページに統一感が無い点が、私自身気になってきました。さらに、サイトのデザインが現在のインターネット事情にはそぐわなくなったこともあって、サイト全体のデザインや構成、記述を2022年に大きく改訂しました。
本サイトの作成にあたって、多くの方々から情報、写真、文献を提供していただき、助言をいただいています。それらの方々に感謝いたします。